というわけで更新日。
前回のブログで、9月からアメリカに行くことと、アメリカでの上司を日本でもてなした記事を書きました。4日間英語で対応し続けたこともあり、疲れもあったのか、その後ちょっと体調を崩しまして、人生で初めて左足に痛風が出たりと踏んだり蹴ったりでした。当然ブログも更新できず。
体調が悪いこと、またアメリカに行く上で具体的な課題や問題点が見え始めたことによって生じた不安、さらに先週気分が萎える出来事もあったりしまして、正直この10日くらいすごい気持ちが落ち込んでいました。
朝仕事に行く時も、「…今日は休んで、どこかにいって気分転換したいなぁ」と思ってしまうくらい。
どこにいこうかな…どこか雄大な景色とかみて、自分の悩みなんてチッポケだなと思って気持ちを切り替えたいな…
考え抜いて考え抜いてたどりついた結論
…
…
日帰りでいけるそんな場所はない!!!
っていうか当日いきなり仕事休めるわけがないwwww 社会人なめんなwwww
で、しゃあなし、粛々と仕事してた訳です。
この数日体調が戻ってきて大分精神的にも元気になってきたのですが、でもこういう気分が落ち込んだ時に備えて、日ごろから心を整える手段を身につけないといけないなぁと思ったのです。
というわけで今日のテーマはこちら。
「ハートのメンテナンス ~キラキラライフでハピネスになろう~」
今回ふと考えたんですよね。
人生ってもちろん山あり谷ありで、うれしいことや悲しいこと両方あって、頑張ろうってポジティブな時もあれば、もうだめだってネガティブな時になることもある。
少し気持ちが落ち込んだ時に、自分の心をもう一度アゲる、そんな機会を人生に取り入れないといけないなと。
心のモヤモヤ(今は特にアメリカでの金銭面の不安が強いのですが)と向き合い、乗り越えていく方法は何か。
やはり壮大な景色だろうか?
一人旅?
カラオケとか飲み会でストレス発散?
…
いや、そうではない。私は気づいた。
大事なのは解脱なのだ。
違う、それは解説 (字面似すぎやろ、ふざけんなよ)。
解脱とは、「煩悩に縛られていることから解放され、迷いの世界、輪廻などの苦を脱して自由の境地に到達すること」を意味している。
ちなみに煩悩とは、
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富と物に対する飽くことのない欲望、人を自分の思うようにしようとする我儘な要求、権力と名誉に対する固執、怒りと憎しみ、果ては怨み、さらには他人と自分とを比較して起こす劣等感と優越感といった、わかっていても止められない「人を束縛するもの」
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である。この定義に基づくと、まぁ怖いくらいに私は煩悩まみれである。
信玄餅におけるきな粉くらいのまみれ方だ。
この際だから言うが、信玄餅のきな粉はちょっと多すぎると思う。
この画像とかほぼ砂場やんか。
あと黒蜜ときな粉ってなんであんなに混ざりにくいん?
物質としての親和性なさすぎやろ、味はマリアージュやけどさ。
まぁいいや。とりあえず今私に必要なのは解脱(げだつ)であることがわかった。そうなると話は早い。なんか心も燃えてきた。
解脱!
解脱!
解脱!
解脱!
Burning heart!!
わたしの中のリトル中森明菜も大盛り上がりである。
というわけで、解脱するためには修行が必要である。仕事と育児で日々忙殺されているので、短時間でガツンと修行したいなと思い、関西で出来るパンチのきいた修行体験から探すこととした。
①護摩行
阪神ファンの私は、ハードな修行としてまず護摩行が頭に浮かんだ。
護摩行とは、「300℃以上の炎の前でお経を唱え、心身の鍛錬・煩悩の浄化を行い心願成就を目指す修行」である。1999年に金本が始めたことに端を発する自主トレ(?)で、その後新井や広島の若手たちに受け継がれている。
新井に至っては今年で21年連続らしい。
解説時代も行っており、もはや自主トレでもなんでもない純粋な修行だ。
この画像が修行の過酷さを物語っている。新井監督が「マイムマイム」を歌っているようにみえてしまうのは、まだ私に煩悩があるからだろう。
そんな護摩行、調べてみると意外と一般人でも体験できる場所がある。
ふむふむ、詳細をみてみよう。
説明(10分)→準備(護摩木に願い事を書き、道着に着替える)(15分)
→ お授け:不動明王ご真言、般若心経(10分)
→ 練習:ご真言と般若心経(15分)
→ 休憩(10分)
→ 護摩祈祷(30分)
の全2時間の行程。案内をみてみると
[服装] 焦げても大丈夫な服装
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焦げてもいい服って皆もってる?? 俺持ってないわ。
[持ち物] 数珠(焦げてもいいもの)
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焦げてもいい数珠ある? そのあとお墓参りいったとき、「あの人の数珠焦げててポンデショコラみたいになってるやん」って思われん?
[祈祷料] 30000円/人 (※護摩木代が別途かかります)
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高いなぁ…。護摩木代どこにも書いてないしちょっと怖いな…。
というわけで、違うお寺を調べてみる。
[祈祷料] 9700円/人 (護摩木代含む) <全1時間>
おっ、安いやんか。こっちなら払えそうやな。
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…
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安すぎん??
ホンマに解脱できるんかな…30000円の方が効き目ありそうやな…。
でも30000円は高いか……どうしよっかな……
そもそも金銭面での不安で気分落ち込んでるのに、30000円払って心穏やかにすんの目指すの、矛盾してるな (何か気づいた)
というわけで護摩行はやめることにしました。そもそも火の前に座ったら熱いやろし。絶対心の中で「あっつ、あっつ、ワシはアジのひらきかっ!」って雑念抱きそうだし。
②滝行
炎がダメなら、水にすればいいじゃない。マリーアントワネットばりの発想力で私は次に滝行を検索することとした。
滝行は何となく皆さん分かっているね。
↑これだね。
滝行の定義は、「滝場に顕現する神仏や諸霊への畏怖・畏敬の念に基づき、滝の水流を全身に受けることにより、 ある目的(解脱・霊験・法力・活力を得る、 悩みの解除・祓い、 武道やスポーツの技量の向上など)を達成すべく、 心身を鍛錬する日本の伝統的な身体技法」とのことで、目的のところに「解脱」も入っているし、ばっちりだね。
で調べてみると、結構お値段もリーズナブルで、5000-10000円程度。
さっきの護摩行に比べると、エンターテイメント要素も強いみたいで、いちご狩りとかを検索できるサイトでも検索できます。
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滝行シーンをお持ちのスマホやカメラで撮影いたします☆
タオルやビーチサンダル付きのコミコミプラン
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なんか解脱できなさそう…。いや、しらんけど。
人間の浅はかさというかこれもまた煩悩なのかもしれませんが、「滝場は神聖な修行の場なので、写真撮影・動画撮影は禁止」とかの方が何となく解脱できそうな気がしますよね。なんとなくね。
いや、でも滝行、お値段もリーズナブルだし、寒い中頑張った達成感もありそうだし、霊験あらたかそうだし、ありですね。
…まぁ多分修行中に、「シンクで洗われてる野菜ってこんな気持ちなんだろうな」とか考えちゃうでしょうけどね。ホント煩悩まみれ。
悩ましいのは、1人で行くのにはちょっとハードルが高いとこくらいかな…。もしこれ読んでる中で一緒に解脱したい人いたら、滝行しにいかない?連絡待ってます。
③座禅
シンプルだけど、座禅もありだなぁと思って調べてみました。
京都は座禅ができるお寺が多いんですね
心を静める癒やし体験!座禅ができる京都のお寺19選 (myd.ninja)
折角座禅をするのならば、棒で叩かれたいですよね(もうこの発想が煩悩まみれ)。
あの棒の名前知っていますか? 警策(きょうさく、けいさく)と言います。
普通に楽天市場で購入することもできます。
【楽天市場】白木製 警策(けいさく/きょうさく)サイズ=大(108cm):京都の仏具屋さん 香華堂 (rakuten.co.jp)
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誰が買うんだよwwwww
レビューみてみたら、
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坐禅会に使います
孫達と家庭で時々坐禅会を開いていますが、回数がふえるとだんだんだらけてきますので、眠気覚ましに購入しました、ただ家庭用ではちょっとサイズが大きかったです(笑)
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なるほど、家で坐禅会するんやったらいるか。家庭用にしてはサイズ大きいとかあるんやな。深い世界や。
ちなみに警策は基本的には、『文殊菩薩』の手の代わりであると考えられています。つまり、警策は文殊菩薩から預かったものであり、警策を使うということは、座禅の修行が順調に進むようにと文殊菩薩からの激励という意味が含まれています。そのため、警策で叩く側は『警策を与える』、叩かれる側は『警策をいただく』と表現し、警策を使う場合は、両者ともに合掌し頭を下げ感謝の意を示します。ネテロやん。
そう、警策はだらしない人を叩く道具ではなく、御仏の激励の道具なのです。ちなみに坐禅体験においては、警策は希望制であったり、そもそもない場合がほとんどだそうです。
さらに調べてみると、今の家から歩いて10分ちょいくらいのところに毎月1回坐禅会をしているお寺を見つけました。日曜日の朝6時から1時間半で終わるし、ちょうどよい気分転換になるかもしれません。坐禅なら1人で参加して、帰ってきてから明鏡止水育児を実行できますしね。次回の開催日は用事があるので参加できませんが、アメリカ行くまでに一度はいってみようと思っています。
④芸術への没頭
厳密には修行ではないですが、日々心を整えるために、何らかの趣味が大事なのかなと思ったりしています。元々の趣味はテニス・カラオケ・漫画喫茶・麻雀・飲み会という、大学生みたいな私なのですが、最近はカラオケと飲み会くらいしか出来ていません。
35を超えた今、やはり文化的な趣味ももたなければいけないなぁと思うわけです。
で、調べたのがNHK文化センター。
ここでは、音楽・芸術・言語・手芸・エクササイズ・料理といった様々な習い事をすることができます。
楽器とかもいいかなと思ったんですが、今から楽器を始めるのもやはり時間がかかってしまいそう。
それならば、何か芸術作品の制作に向き合うことで、集中し心を整えるのがよいのではないかと考えたり。
そんな中で見つけたのが、こちらの講座。
能面を打つ
これ、すごすぎん?? 四角い材木から6回の授業(1回4時間)で能面作るんやで?
もう絶対作っているとき、無我の境地やろ。多分煩悩も消えると思う。
ちなみに費用は、道具一式(初回のみ)+授業料+材料で80000円くらい。高いのか安いのかはもうわからない。
6ヵ月、真摯に作成に向き合い、出来上がった能面を家に飾ると。
…
…
おばあちゃんちやないかwwww
いや、ホントおばあちゃんちってなんで必ず能面飾ってあるの?うちだけ?
小さい頃夜トイレ行く時怖すぎて、一時期おばあちゃんち行きたくなかったんやけど。
般若とか翁面も怖いんやけどさ
やっぱぶっちぎりで女面が怖いよね。
この面、家に飾ってあったら怖すぎん? 金田一の事件起きる家にあるやつやん。36歳の住む賃貸マンションにあったらあかんやろ。
というわけでちょっと興味はあったんですが、今回は断念。そもそもあと半年でアメリカ行くので、習い事を今からするのは難しいかなと冷静に気づいた。
アメリカから帰ってきたら、楽器か声楽か口笛か、はたまた能面作りか、何かしら新たな芸術的趣味を作ろうと思う。楽しみである。
というわけで、今日は心を整える方法を考えていきました。アメリカに行くまでに習慣化できそうなのは、現実的に考えて「坐禅」くらいでしょうか。滝行も1回やってみたいと思っていますので、是非興味がある方は直接私に連絡ください。一緒にいきましょ。出来れば寒いうちに(なんか寒い時の方が解脱できそう、しらんけど)。
以上、今日はここまで。最後まで読んでくれてありがとう。
次回はまた来週?再来週?気長にお待ちください。じゃあの!