というわけで更新日。先週は海外出張もあり、書けませんでした。ごめんなさい。
今日のブログのテーマはこちら。
うわぁ、エモい。
知らない人もいるかもなので、一応ご紹介。
コロコロコミックは小学校4-6年生の男子がターゲットの月刊漫画雑誌。少なくとも我々のころは、この世代の男の子がほぼ全員が読んでいるといっても過言ではなかった雑誌です。
wikipediaをみると、その特徴は
●おもちゃとのタイアップ漫画が多い
●下ネタが多い
●ラブコメはない
といった感じ。特に下ネタに関しては以下のように記載されています。
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メインの読者層となる男子小学生をターゲット(受け狙い)にした下ネタや暴力的なギャグが非常に多く、PTAからは常にクレームが付いている。男児の性器の露出や、能動的な排泄で笑いを取る下ネタに対しては多大な批判を受けてきた。下ネタの中でも男性器・排泄物を扱うことが多いのは、メインの読者層である小学4 - 6年生の男児の受けが圧倒的に良いためで、編集部ではこれを「うんこ・ちんちん原理主義」と呼んでいる。
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能動的な排泄。はじめて聞く日本語だわ。
でも2000年くらいのコロコロコミック(要は30代以上)はホントくだらない下ネタばかりでした。その後規制が入ってマシになったみたいです。
ちなみにラブコメがないのは、
「女の子に興味を持ち出したら、その子たちは『コロコロ』を卒業していってもらっていい」「それは子供が成長して次の段階に入ったということ」という編集部の持論から来ているそうな。深いよね。
でまぁ、そんなコロコロコミック。私も多分に漏れず、小学校高学年の時毎月楽しみにしていたんですが、まぁ今考えるとどの漫画もツッコミどころが多すぎてやばいのです。
というわけで今日は、「35歳前後がターゲット、懐かしのコロコロコミック漫画をふりかえる!」 をお送りします。
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いや、さすがにこの年でうんこの話はしませんよ。
ちなみに私は、「受動的な排泄」派です。
では早速いってみましょう。
1つ目の漫画はこちら!
はいきた、第二次ミニ四駆ブームを作ったレジェンド漫画。これぞ典型的なコロコロ漫画。
簡単にあらすじを説明すると、
星馬烈、星馬豪の兄弟が、土屋博士からミニ四駆をもらって、どんどん自分なりのマシンにカスタムしていくうちに、日本大会に出たり、世界大会に出たりするようになるっていう話なんですが
まず親のネーミングセンスがすごい。
兄に烈ってつけて
二人目たまたま男の子が生まれたから、豪ってつけて
レッツ&ゴー。
2人目に豪って思いついた時興奮したやろなぁ、お母さん。
ほんで、この土屋博士。
コロコロコミックの漫画に必ずといっていいほど出てくる、そのオモチャに人生を捧げたガチ勢の大人。そして依怙贔屓なくらい、主人公にめちゃめちゃ協力してくれるキャラ。
で、コロコロのこういうガチ勢大人は必ず実在するモデルがいるの。ちなみに土屋博士のモデルは、ミニ四駆を作っているタミヤの開発部の人。
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いや、地味なモデル!
そして、この土屋博士が最初に烈と豪にマシンをあげた理由がこれ↓
作ったニューマシンを市販化出来るかの実験のため
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とんだ銭ゲバやん!
そんな土屋博士ですが、実はライバルとなる博士がいます。
それが大神博士。
はい出た、コロコロ名物、相手のマシン破壊するのにこだわる敵役。大体新製品発売前に出現して主人公のマシン破壊するやつ。子供の世界に本気で土足で踏み入る大人。やばいやつ。
…ほんでブロッケンG懐かしいな!!35歳前後だと身悶えするやろ、ブロッケンG。
おっと、読んでくれてる女子たち、わからなくても堪忍やで。いうなら、セーラームーンのこれみたいなもんなんや。これ。
あと、これもコロコロ漫画あるあるなんやけど、「そのオモチャに関する現実と漫画のギャップに子供たちが戸惑う」ってのがあって。
この画像見る限り、烈も豪も、ミニ四駆レースの時、ミニ四駆に並走してるでしょ?
私もレッツ&ゴーみててさ、ミニ四駆と一緒に走りたいなと思ったわけ。肥満児だったし足遅かったけど、一緒に走れたら気持ちいいなって。
ほんで、初めてミニ四駆買ってもらってさ。うれしくて道路走らせてみたのよ。
そう
ミニ四駆めちゃめちゃ早いの。並走は絶対無理。
下手したら1回目の走りで取り残されて失くしちゃうレベル。
参考までに2019年の全日本選手権の動画はっとくね。みんなが予想している3倍くらい早いから、マジで。
これみてみて。早すぎてひくから。
なんなんだろ、烈と豪が足はやいの?運動会のヒーローなのかな?
まぁいいや。とりあえず我々世代はやっぱりコロコロの中でもぶっちぎりでレッツ&ゴーが好きだと思います。
続いてはこちら
懐かしいねぇ。バス釣り漫画。これに関しては、いかにコロコロっぽい漫画かっていうことを語りたい。
この4巻の表紙の右側にいるロン毛の男性。
そう、この人が、グランダー武蔵の「ガチ勢大人」枠なのです。その名もミラクル・ジム。
とてもハンサム。そして彼が何よりイカしているのは、バスを釣り上げる時、必ず「フィーッシュ!!」と言うこと。
フィーッシュwww
そんなミラクル・ジム。もちろんモデルがいます。
そう、この漫画のテクニカルアドバイザー、村田基こそがミラクル・ジムなのです!自分が出ちゃったよ!
ちなみに村田名人の当時の写真がこれ
別人じゃんwww
でもそんな村田名人は本当に釣りの名人として有名です。動画もいっぱいあります。10秒ほどこの動画を見てほしい。
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フィッシュって言ってるwwwwwリアルだったwwww
そう、村田名人はホントに魚が釣れるとフィッシュといいます。当時私と姉は、村田名人のモノマネをめちゃやっていました。フィッシュ!
もちろんグランダー武蔵も当然コロコロの漫画なので、釣りで世界征服をする悪役が出てきます。
そんな悪役との戦いの中でなんと村田名人
殺されかけてますwww ただ釣りが上手なだけなのにwwww
やりすぎだからwww ふぃにーっしゅwww ってやかましいわww
これぞコロコロって感じよね。
早くも最後の作品になりました。
最後の作品はこちら!
そう、ビーダマンの漫画
ビーダマンも流行りましたよねー。
この、爆球連発!スーパービーダマンという漫画は、当然ビーダマンを流行らすために連載されていた漫画なわけです。
まずは作者の名前に注目していただきたい。
そんな今賀先生の連載当時の異名がこちら↓
「ビー魂の生みの親」
ビーダマシイwwww 可愛すぎるwww
なお、「ビー魂」の正しい使い方はこちら↓
おもろい!お前のビー魂、見せてもろうたで!勝負や!
俺も、ビー魂みせてぇぇぇ!!!
ちなみにこのビー魂を見せているのが主人公のタマゴくん、そして胡散臭い関西弁を喋っているのが、ガンマくんです。二人とも11歳の小学校5年生で、ガンマくんの通り名は「西の殺し屋:スナイパーガンマ」です。通り名が殺し屋の11歳、嫌すぎますね。
それぞれ主要キャラはオリジナルのビーダマンを持っているのですが、ガンマくんが持っているのはこちら。
ワイの守護神、ワイルドワイバーン!!
ワイワイうるせーなぁwww
このワイルドワイバーン、物語の途中で出てくるのですが、絶対ガンマの関西弁ありきでつけられたネーミングなのがツボなんですよね。ワイのワイルドワイバーンって笑
そしてこの漫画の一番の魅力は、ビーダマンを使った壮大なバトルシーンです。
空中を飛び交う無数のビー玉たち。破壊力も抜群で、多分あたったら頭はじけて絶命しそうです。
中でも、主人公のタマゴくんが全身の力をビーダマンにこめて放つ必殺の一撃、キャノンショットは作中で一番の華があります。
こんなド迫力のビーダマン。
もちろんコロコロコミックの漫画なので、実際にこのおもちゃも販売されています。
そんなビーダマンの日本代表戦の様子がこちら!
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いや、地味すぎる!!
コロコロ漫画あるある、「そのオモチャに関する現実と漫画のギャップに子供たちが戸惑う」のミニ四駆と逆のバージョン!
実際の遊びの様子が地味すぎる!
もちろん私も子供のころビーダマンで遊びましたが、キャノンショットのフォームで打ってもマジで30cmくらいしかビー玉飛びません。正直結構ガッカリします。
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でもまぁ危ないしそりゃそうか。
といった感じで、まぁ典型的なコロコロの漫画を3つ紹介しました。コロコロあるあるで語るならば、超速スピナー(ハイパーヨーヨー)、ベイブレード、ポケモン、学級王ヤマザキなど、まだまだ我々世代の心を動かす作品はあるのですが、今日は時間もないので、ここらへんで終了しときます。
息子たちがコロコロ読む歳になるの、楽しみだなぁ。そしたら俺も一緒に見ようっと。わくわく。
そんな取りとめのない殴り書き日記でした。
ほなまた来週。じゃあの