更新日でございます。
この前、知り合いの実家が中々厳しくて、子供のころに色々禁止されていたことがあったという話題になりました。
ありますよねー、その家庭それぞれの謎の禁止ルール。
それでその人に聞いてみると、禁止されていたのは
「漫画、テレビ」
ふむふむ、ありますな。
「マクドナルド」
はいはい、ありますよね。
「中華料理」
…ん?思想つっよ。
「パン」
パン? …だと? マジですか…。
まぁ世の中いろんな家のルールがありますし、何より「よそはよそ、うちはうち」という金言もございます。なので本件については深く触れずにしときます。
というわけで!
今日は、私の家にあった謎禁止ルールを振り返ってみたいと思います。基本的にうちの禁止ルールは母が作っていました。
どの家にも禁止ルールがあると思うのですが、友達の間ではやっているものについていけなくなると辛いですよね。
まずはこれ。
幽遊白書。
理由はすごい簡単。言葉遣いと暴力。
いや、わかるなぁ。今となってはすごいわかる。自分の子供が、「てめぇ」とか「バカ野郎」とか「ぶっとばす」とか真似してたら、いやだな。まぁ俺、30歳の時にジョジョ3部にはまって「このドクサレが」「てめぇは俺を怒らせた」「やれやれだぜ」が口癖になってたけど、さすがに社会人だから上司には言ってなかったもんね。分別つくまでは見ない方がいいものもあるかもね。
そうはいいつつ、幽遊白書禁止、当時は悲しかったよね。友達とかに「邪眼の力をなめるなよ」「邪王炎殺黒龍波ー!!!」とか言われても、「なんだろう…知らない技うたないでもらっていいですか?」ってなってたし。
ほんで、禁止ルールが中学以降は解除されたから、中学に入ってから幽遊白書を読んだけど、幽遊白書ってホント面白いのよね。
一番好きなのはこのバトル。
海藤っていう敵が、言葉を武器にする能力を持っていて、そのテリトリーの中でタブーを言うと罰として魂を奪われるんやけど、1分ごとに「あ」から順番にタブーが増えて、しゃべれなくなるっていうルールで蔵馬と勝負したんよ。
蔵馬と海藤が、結構ひらがな使えなくなっているのに、ベラベラ喋っていて、すごいなぁと中学生ながらに思ったものです。決着の仕方も予想外で、ホントにいい。
ちなみにハンターハンターも同じように、我々が想像つかないような展開を繰り広げるので、冨樫は本当に天才なんだけど、まぁマジで続き書かないよね。休載多すぎて、完結してから読もうと思っているんだけどストーリー忘れちゃったわ笑
そして、多分他の家もそうだと思うんだけど、謎禁止ルールの禁止基準ってホントあいまいよね。
うちの家、ドラゴンボール・クレヨンしんちゃん・スラムダンクとかは見てもオッケーだったのよ。
理由はそう
母が見たかったから。
…なんじゃそら。
でも今となってはわかるwwww
見たいよね、普通に面白いもん、ここらへんのアニメ。
35歳になっても40歳になっても、名作アニメは面白い。そう考えると、幽遊白書は母の好みじゃなかっただけなのではという気もする。
次の禁止案件にいってみよう。
ママレードボーイ
はい、きた、ママレードボーイ。
ママレードボーイの被害を受けたのは私ではなく、当時10歳だった姉です。(ってことは28年前だね、やばいね)
ママレードボーイは、当時りぼんで連載されていまして、満を持して日曜日朝にアニメ化された作品でした。
10歳くらいの女の子は、みんなママレードボーイを日曜日にみて、月曜日の朝にその感想をみんなで言うという流れになっていたようで。
でもうちの姉はママレードボーイ禁止条例が出ていたため、観ることができず、話についていけなかったそうな。
そんなママレードボーイ、なぜ母の許可がおりなかったのか。
それは、あまりにも倫理観がバグった内容だったから。
あらすじを見てみよう。
***
小石川 光希は、ある日いきなり両親から「離婚する」ことを告げられる。ハワイ旅行で出会った松浦夫婦と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたため、お互いパートナーを交換して再婚するのだと言う。しかも、松浦夫妻の息子の松浦 遊も含めて、みんなで一緒に暮らそうとまで言い出す始末。そんな非常識な生活の中、一緒に暮らす遊に惹かれ始めていく。
やがて二人は付き合うようになるが、遊は『自分の本当の父親』を探していた。そして両親たち4人がハワイ旅行で出会ったのではなく、学生時代からの友人であったことを知り、自分と光希が『血のつながった兄妹』である可能性を疑うようになる。遊は光希に別れを告げて、進学先を『京都工業大学』に決める。
大学に進学しても遊を忘れられない光希は遊に会うために京都に行くが、遊は「彼女がいる」と嘘をつく。しかし、夏季休みで帰省した際、気持ちを抑えきれなくなった遊は自分達が『兄妹』であることを光希に打ち明ける。最後の思い出として北九州への旅行をした二人は、たとえ禁断の関係であっても結婚することを誓い合う。
帰宅した二人は両親たちから『過去についての真実』を聞かされる
***
はい、両親バグってるーwwwww
このあらすじ見たら、10歳には見せられないわww
なんで日曜日朝にアニメ化しようと思ったんだよ、責任者出せよ笑
ほんで、今からママレードボーイ気になって初見で全巻読んじゃうぞっていうブログ読者はいないと思うからネタバレ言うと、遊と光希は血つながっていなくて、はれて付き合えることになるという結末が待っています。なんじゃそら。
ついでに、2013年、満を持して18年ぶりに、ママレードボーイの続きが連載されました。その名も「ママレードボーイ little」。あらすじは以下の感じ。
***
前作 『ママレード・ボーイ』 でのハッピーエンドから13年……。社会人となった小石川 光希&松浦 遊のカップルは、結婚は保留にはしていたが、幸せな同棲生活を続けていた。そんな2人の両親たちには、それぞれ子どもが誕生していた。要士と留美の娘の松浦 立夏と、仁と千弥子の息子の小石川 朔。2人は複雑な家庭環境の中で、姉弟のような関係で育ってきた。
かつて、光希と遊らが通った私立桐稜大学附属の中等部に入学した立夏と朔。そこで、名村慎一と茗子の息子である名村 碧に傘を貸してもらった事から、立夏は彼に一目ぼれをしてしまう。さらに学年一の美少女である笹宮 レナが、朔にアプローチを開始する。しかし、朔のことを《弟》として扱う立夏に対して、朔は《姉》と思ったことはなく「立夏が好きで、結婚する」と宣言する。
互いの恋愛を成就すべく、レナと協力することになった立夏は、朔と碧を誘ってダブルデートをするが、碧には「幼馴染の年上の彼女」がいることが判明。しかしその後、碧は彼女に一方的に振られてしまった事から、立夏とデートして付き合うことになる。だが、朔の一途な想いを知った立夏は、次第に朔のことを考えるようになり、それを察した碧に振られてしまう。その事を機に、立夏と朔は恋人として付き合うようになる。
***
節操なさすぎワロタ。
…
…
いや、きっしょい家系図やな!!
***
本作は対象年齢が女児向けアニメとしては高めで、プロデューサーの関弘美によると『美少女戦士セーラームーン』の「卒業生」狙いだったとしている。原作者もキャラデザインでアニメ制作に関わる一方で、アニメの感想としてキスシーンの長さに不満を漏らしている。
***
原作者が不満をもらすキスの長さ。これはアウトww
というわけで母はママレードボーイをみることを禁止したのでありました。
ちなみにですが、このママレードボーイ。
主題歌が非常に秀逸です。
今でも私は、ママレードボーイという文字を見るだけでこのオープニングが頭を自動再生します。
まぁだまされたと思って皆さん、聞いてみてください。
全体的にスタッカートの権化(例: だっ・けっ・どっ・きになる )で最高なのですが、やっぱり一番は、
サビにうつるときの
「あ・ま・く・て にーがい まーまれー だっ・けっ・ど・気になる」
のくだりですよね。ママレードの「ド」をそのまま「だ・け・ど」の「だ」にかぶせる、謎の手法。マジで意図がわからん。
でも、耳ざわりがえぐい。
そして、この主題歌の素晴らしさを語るケンコバの動画はめちゃくちゃ最高なので、暇な人は是非みてほしい。
なお、この時の姉の恨みは相当やったようで、その後姉が社会人になった時にママレードボーイの話になった時も恨みをずっと言い続けて、最後母が怒って口喧嘩になっていました。
よほど見たかったんだろうな…
甘くて 苦い 想い出…
あ・ま・く・て にーがい
まーまれー だっ♪ けっ♪ どっ♪ 気になる
こんな気持ちはなぜ?
おっとっと、失礼しました。ここまで読んだあなたも多分数日はずっと頭の中がママレード漬けになりますわ。
なんだろう、こげかけのトーストかじっててください。
さぁ、最後。
これが我々の家の禁止事項の中で一番つらかった。
そう、ゲーム全般。
何故ゲームが禁止されたか?
それは1990年ころに、母がゲームボーイのスーパーマリオブラザーズとドクターマリオにはまって、視力をおとしたせいです。
母は裸眼で両目2.0見える人なんですが、ドクターマリオのせいで1.5になったそうで、当時から眼鏡をかけていた姉や、その後5歳で眼鏡をかけることになった私の眼のことを思って、ゲームボーイを捨てて、ゲーム禁止にしたのです。
「ドクターマリオのせいで視力が落ちた」
↑医療ミスみたいやねー。
しかし、ゲーム禁止は辛かった。
当時、どの友達の家にいってもスーパーファミコンがあり、
マリオカートでボコられ
ストリートファイターでボコられ
ファイナルファイトで足をひっぱり
…ん?
どんな服やねん!!って思ったり。
星のカービーで足をひっぱり
ちなみに超武闘伝2は、オープニング画面で、上 X 下 B L Y R Aを入力すると、ブロリーが使えるようになります。
オープニング画面で、上記コマンドを入力し、ブロリーの「カカロット」という声が聞こえたら成功です。
小学生あるあるなんですが、この時代のゲームの裏技ってなぜか全員知ってましたよね。ネットも携帯もない時代になんでこんなにみんな裏技知っていたんでしょうね。伝聞の力、恐るべしですよね。
まぁなんにせよ、ゲームなんて、普段からやっている人の方が強いに決まってまして。スーパーファミコンのゲームソフトについては、エンドレスに友達にボコられていました。
でも、そんな私にも我慢の限界がきます。
そう、ポケットモンスターです。空前の社会現象になったポケモン。この時、ホントにゲームボーイを持っていないのは自分だけなんじゃないかくらい全員ポケモンをやっていまして。
泣きながら母にゲームボーイを買って欲しいと嘆願して、やっとゲームボーイポケットを買ってもらったのを覚えています。
あの時ほど、何か買ってもらって嬉しかったことはないですね。人生で1番嬉しかったと思います。
ちなみに、姉の中学受験も終わり、とうとうテレビにつなぐゲーム機も買ってもらえることになりました。
この時に姉が選んだのは、そう
プレステとの二択を外す地獄のセンスのなさ。
それでもまぁ、はじめてのテレビゲーム、我々はセガサターンに大いにはまり盛り上がったものです。
その後、私も中学受験が終わり、もう1つテレビゲームを買ってもらうことになりました。迷わずにプレステを購入。
そしてその3か月後に発売が発表されたプレステ2\(^o^)/オワタ
兄弟そろってセンスがない…。
ちなみに実は任天堂のテレビゲーム買ったことないんですよね、中々珍しい家である気がします。
なお、大学受験終了後にもう1つゲーム機買ってもらえるといわれたので、満を持してプレステ2を買ったのですが、大学1年生の時にプレステ3が発売されました。ホント学ばないやつです。
さらに言うと、私は大学に入り早々にゲームにあきて、それから今に至るまでゲーム機を買ったことがありません。やっぱり本質的に、ゲームで育っていないから、漫画とかの方が好きなのかもしれません。
というわけで、まぁ色々と禁止されてきたのですが、今考えてみると、ある程度どれも理にかなっているなと思ったりします。
今は時代がかわってしまい、うちも、子供の歯磨きの時とかにもyoutubeを見せてしまいますし、スマホもさわらせてしまいます。
それでもきっと、うちの家にも近いうちに謎禁止ルールはできるんだろうな。将来的には笑って謎禁止ルールについて子供と振り返られるようになりたいものです。子育てってホント手探りですね。
ちなみに今うちの家で解禁されていないのは
チョコレート。長男は3歳半なのにまだ解禁していない。
理由は、味を覚えたら無限に食べそうだから。
そう、チョコレートは禁断のお宝なの。
ここまで禁止しているといつ解禁にするかタイミングわからなくなるのよね。いつにしようかしら。
まぁいいや。なるようになるか。
そんな今日の日記でした。今日は今までで一番つれづれなるままに書きなぐったかも。まとまりがなくてごめんね。
次回は何について書こうかねぇ。まぁお楽しみにしててください。
ではまた次の更新日に。じゃあの。