今週は日曜に更新。
この前、姓名判断のブログ書いているときに、姓名判断の基準が「大大吉、大吉、吉、凶、大凶」だったんですが、「そういえば最近おみくじで大凶ってみないなぁ」と思ったんですよね。
実はわたくし、神社に散歩に行くのが結構好きでして。
なんでしょうね、正月とか夏祭りとかの時じゃない神社のあの静かな感じも、好きなんですよね。
鳩とおじいちゃん・おばあちゃんしかいないあの感じ。
それで、お賽銭いれて、時々おみくじとかひいて、リフレッシュするみたいな。過度に神様に期待するわけじゃないけど、なんかちょっとスッキリするんです。
なので、多分普通の人よりおみくじひくこと多い気がするんですが、最近めっきり大凶ってみないなぁと思いまして。
というわけで、今回のテーマはこちら。
「意外と知らない神社のあれこれ」
いやぁ、きましたね、待ちに待った神社がテーマのブログ。
神回の予感がしますね、神社だけに … ぶんぶんっ!!
まずは、私のかかりつけの神社について。
実家の近くに廣田神社という神社がありまして。ここが実家の守護神でございます。
小さい頃から、お正月は必ずここにお参りして、受験などの大事な年には必ず絵馬を書いていたものです。
なんと建立は西暦201年、日本書紀にも出てきます。
祀っている神様は、「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命」。
読み方わかります?
つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと
です。ピカソやん。名字どこまでなんやろ。
最近はなかなか実家に行くことも減り、我々(私・妻・息子たち)はまた違うかかりつけの神社を参拝することが多く、最近行くことはできていませんが、未だにお守りは自分の住んでる家に飾っております。
ちなみに廣田神社、阪神タイガースが必勝祈願を行う神社としても知られています(毎年西宮神社と廣田神社を参拝します)。
…
…
えっと…むかつひめは勝負運とかは苦手なのかな…?
商売運とかは強そうね、なんとなくだけど。
次に、おみくじの話をしましょう。
私が廣田神社のことを非常に信用した理由、それはおみくじがことごとく当たったことに由来します。実際、受験の年はほとんど大吉でしたし、大凶の年は確かに本当に大変な1年になりました。
でも大凶が出たときはホントに1年背筋を伸ばして頑張ろうって思えたし、何事も慎重に気をつけようという気がおきました。
そういう意味では大凶は、ただ気持ちを落ち込ませるだけのものではなく、自身を幸せに導くための道しるべなのかもしれません。
しかし、大凶って最近ホントみないですよね?
情報源がネットなので、全くもって信憑性ないんですが、とあるテレビ番組が調べたら、4/100しか大凶入っている神社がなかったそうな。そりゃあ大凶に遭遇しないですよね。
でもこれだけ大凶ひかない時代に、今自分が大凶ひいたらって考えると、やっぱ怖いですよね。大凶なくていいかもしれません。
そもそも、おみくじの強さランキングってすごい曖昧ですよね。
中吉と吉、どっちが強いか知っています?
実は、解釈の違いで、「中吉>吉」のところも、「中吉<吉」のところもあるそうな。
とりあえず末吉が、吉界隈では最弱らしい。なんやねん、吉界隈って。
末小吉…だと…
末吉>末小吉>凶 らしいです。
なお、千本鳥居で有名な伏見稲荷のおみくじは17種類あるらしく、順番は良い方から、
①大大吉 ②大吉 ③向大吉(むこうだいきち)
④末大吉(すえだいきち)
⑤吉凶末分末大吉(よしあし いまだわからず すえだいきち)
⑥吉 ⑦中吉 ⑧小吉 ⑨後吉 ⑩末吉
⑪吉凶不分末吉(きちきょう わかたず すえきち)
⑫吉凶相交末吉(きちきょう あいまじわり すえきち)
⑬吉凶相半(きちきょう あいなかばす)
⑭吉凶相央(きちきょう あいなかばす)
⑮小凶後吉(しょうきょう のち きち)
⑯凶後吉(きょう のち きち)
⑰凶後大吉(きょうのちだいきち)
だそうな。頭おかしくなりそう。
でもよくよく見てみると、最後必ず吉になるんですよね。
なんかやさしさを感じます。
なお、私が今までで一番とまどったおみくじは、厳島神社でひいたこちらのおみくじ。
つまどいのちょう(平)
…
…
「刀狩りの張(かたながりのちょう)」ではない。
誰が十本刀や、いうて。
実は、厳島神社のおみくじ、1-40番まであって、全てが「●●兆(●●のちょう)」で終わるのです。で、一応そのあとに括弧内でおみくじの吉凶が書かれています。
そう、勘のいいひとなら気づいたね。
つまどいのちょう(平)
の (平) は、おみくじの結果の1つなのです!
よみかたは、たいら。全おみくじのど真ん中、良くも悪くもないという順位になります。
平がある神社はすくなく、ネットで調べる限りは
・氷川神社(埼玉県)
・戸隠神社(長野県)
・住吉神社(大阪府)
・下鴨神社(京都府)
・石清水八幡宮(京都府)
・厳島神社(広島県)
・金刀比羅宮(香川県)
とからしいです。結構有名な神社が多いですね。
ただでさえ神社も少ない上に、そこで平をひく確率を考えると、たまたま厳島神社にいって平をひいた私はもっていますね。
ブラボー!ブラボー!ブラボー!
…
…
…たいらだけにな(照)
そんなおみくじなのですが、うちの母は、ある年に大凶をひいて辛いことがあったため、それ以降怖くてひけなくなってしまいました。
そう考えると、当たるも八卦、当たらぬも八卦ですが、姓名判断同様で、おみくじをするかどうかは、個人の捉え方次第なのかなと思います。
私の個人的感想としては、おみくじってどんな結果でも大体、「調子にのるな、とにかく結局一生懸命頑張れ」って書いていると思っているので、これからもおみくじをひいて、一生懸命頑張っていこうと思っています。
さて、では話題をかえましょう。
次の話題は、お賽銭。
お賽銭ですが、皆様、何円入れることが多いですか?
やっぱり、ご縁があるように5円でしょうか?
でも結構、5円玉が財布にないときってありますよね。
そんな時、何円だったら縁起がよいのか?
調べてみましたよ。
そしたら出てくる出てくる。
[縁起のよいもの]
5円(ご縁がありますように)
45円(始終ご縁がありますように)
115円(いいご縁がありますように)
10000円(ひっくり返すと、「円満」だから)
まさかの10000円以外結局5円玉いるやん的なオチ。
[縁起がよくないもの]
10円(遠縁)
65円(ろくなご縁がない)
75円(なんのご縁もない)
85円(やっぱりご縁もない)
500円
(これ以上の効果(硬貨)がないから)
理論構成がねづっち。
大体、「10000円は、ひっくり返して円満」ってなんやねん。
なんでひっくりかえすねん。ちゃんと立っとけ。
というわけで、どこまでホントかわからんなぁと思いつつ調べていたのですが、最後にここにたどりつきました。
出雲大社公式HP 「よくあるご質問」コーナー。
Q:お賽銭の金額は決まっていますか?
A:お賽銭を5円にすると「ご縁がある」とか、「二重にご縁があるように」と25円、「始終ご縁があるように」と45円、「これ以上の硬貨(こうか=効果)はない」と500円などと、ガイドの方がおもしろおかしく話を作って案内されるのを聞くことがあります。 これは、まったく根拠のないおもしろおかしくしようとの“ためにする”語呂合わせにすぎません。大切なのは神様に対して真摯な気持ちでお祈りをし、その気持ちをもって日々の生活を送ることです。祈りの心はお賽銭の金額によって、まして変な語呂合わせで左右されるものではありません
ばっさり。
もっというと、「賽銭」のwikipediaをみると、賽銭は、「祈願成就のお礼として神や仏に奉納する金銭のこと」なので、後払いの感謝の気持ちであり、この時に支払った額の多寡で願いが叶いやすくなるわけではないっていうね。
とにかくね、感謝の心なのよ、大事なのは。
ちなみに、最近のお賽銭は、キャッシュレスに対応しているところもあるらしい。基本的には海外客でキャッシュをもたない人たち向けだが、日本人も可能だそうな。ただ、実はPayPayは加盟店向けの規約の中で、商品や権利を提供しない寄付やさい銭については利用を禁止しているらしく、だめなんだってさ。時代だね。
ついでに出雲大社の質問コーナーみてて得た豆知識をご共有。出雲大社の正式名称は「いづもおおやしろ」だそうです。しらなんだ!
さぁ、そろそろ疲れてきたね。
最後に絵馬についてちょろっと語ろうかな。
みんな、絵馬って書いたことあるよね?
様々なときに、様々な願い事を書いて、神様にかないますようお願いするアイテム。
絵馬って、その人の思いがつまっているから、私は人の絵馬をみて思いを馳せるのも結構好きです。
願いも人それぞれ。受験であったり、出産であったり、病気の治癒であったり。誰もが本当に祈りをこめて記載しています。
そんな中、時々とても印象に残る絵馬があります。いくつかあげてみましょう。
①「私はここにいる ■■(名前)」
願わないスタイル。青山テルマ。何目的なんだろう…。
②「北海道に旅行したいです。22歳 ●●」
「クラスで三番目に頭がよくなりますように。 10歳 ●●」
きわめて現実的なラインをせめてくる。かたい人生。
③「人間は完璧ではない。ただ生きようとする努力。なにかを変えようとする努力。夢をかなえようとする努力。完璧に近づけようとする努力。…やっぱり最後は努力なんだよね。 27歳 ●●」
よく気づいたな、がんばれよ!
さて、絵馬って人の強い思いが現れるので、時に見ていて「お、おぉん」ってなるものがございます。
詳しくはふれませんが、私が参拝した中で、一番パワフルな絵馬がみれたのは、京都の「安井金比羅宮」です。幸せな男女の縁を妨げる全ての悪縁 を絶ち、良縁を結んでくれる神社です。
あくまで悪縁をたちきってくれる神社なのですが、もう解釈・捉え方は人次第であり、「縁切り神社」としても有名なこの神社の絵馬の内容はド派手にパンチがきいています。ご興味がある人は、是非足を運んでみてください。
にしても、絵馬にもいろいろな種類がありまして。
先日も、神戸の生田神社とファミリアがコラボした絵馬がニュースになっていました。
超かわいい。何も書きたくない。
埼玉県の箭弓稲荷神社(やきゅういなりじんじゃ)は、その名の通りで、バットやベースの形をした絵馬があります。
そして、世の中には木じゃない絵馬もあります。
厳密には神社ではなく、パワースポットなのですが、鳥取の鳴り石の浜という場所を紹介します。
石が波にもまれて「カラコロ」と音が鳴る珍しい浜。“よく鳴る”浜なので、“良くなる”浜と、げんを担ぐことで、とても縁起の良いパワースポットとのこと。
海岸の石に願いを書いて海に向かって投げると願いが叶うということで、専用のペンも用意されているようです。
石の絵馬といったところでしょうか。
…
…
絵馬・ストーンwwwww ふふふふふwwww
ちなみに、このブログ書く際に、絵馬・ワトソンっていう雑コラ画像も作ろうかと思いましたが、ギリギリ理性が勝ちました。
では最後に。
基本的に一つの宗教を信じるという私ではありませんが、神様は確かにいると思っていますし、各宗教は、神様を様々な角度からみて様々に解釈しているものと思っています。これからも神様を信じて、神社に行き、頑張る気合いをいれてもらおうと思っています。
↑何の宣言やねん
というわけで本日のブログはここまで。
読んでくれてありがとう。また来週。じゃあの。